英字新聞で世界を読むワークショップ
2024.3.6講義
(違法合成麻薬でアメリカは崩壊寸前)
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フェンタニルという合成麻薬が
あるんだそうです。
もともとは鎮痛剤として
医師の指示に従って処方される薬です。
それが麻薬として
アメリカにガンガン密輸されています。
昨年アメリカで薬物の過剰摂取で
亡くなった方はなんと10万人を超えていて
その7割が
このフェンタニルなんだそうです。
*
メキシコから持ち込まれるケースが
多いそうなんですが
取り締まりはいたちごっこで
ぜんぜん追いつきません。
先年メキシコの巨大ギャング組織を
摘発・壊滅させたのですが
結果は
密輸組織が細分化されただけで
持ち込まれる量を減らせませんでした。
メキシコとの国境近くのサンディエゴが
密輸の主要ルートだったのですが
ここを徹底的に取り締ったら
ルートがアリゾナにシフトしました。
*
原材料は中国から輸出されているのですが
それの規制も追いつきません。
なにしろ「合成」麻薬なので
成分をちょっといじるだけで
禁止薬物とは別モノと
言い張れてしまうのです。
それでも
中国への取り締まりを強化したら
インド経由の密輸が増えました。
ギャング達は
イノベーティブです。
*
つまり、
もう取り締まり強化(だけ)では
状況は改善しません。
では
どんな手が打たれているかというと、
例えば
より効き目のマイルドなコカインなんかは
合法化してしまって、
警察は合成麻薬の取り締まりに集中するとか…
*
という耳を疑うような
凄惨な状況が展開されています。
我が国でも
合成麻薬の問題は広がりつつありますが
アメリカの現状に比べたら
まだまだ軽微です。
今のうちに我が国で
打つべき手は…
ということを考えながら
一緒に最初から最後まで読み解いていきます。
是非一緒に最初から最後まで読み切りましょう!
皆さまのお申し込みをお申し込みをお待ちしております!
表題
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補足
End