英字新聞で世界を読むワークショップ
2023.12.27講義
(Economist誌が選ぶ「カントリー・オブ・ザ・イヤー2023」)
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英国Economist誌が毎年末に発表する
カントリー・オブ・ザ・イヤーの2023年版です。
今年は、
ウクライナ戦争が昨年から継続し
年末近くなって中東でも戦争が勃発しました。
中国の南シナ海での強権的な活動も深刻化し
ミャンマーやスーダンなどでの人権蹂躙も
目を覆わんばかりです。
*
そんな中でも
キラキラとまでも行かないまでも
輝きを放った国々は存在しました。
最初のグループは
ウクライナを先頭に
ロシアの暴虐に
勇気を奮って立ち向かった国々です。
モルドバ、ポーランド、フィンランド、スウェーデン
などなど。
もう一群は
東アジアや南シナ海周辺で
中国の圧力に屈せず立ち向かった国々。
*
そして惜しくも大賞を逃したのがブラジル。
ポピュリストのボルサリーノ大統領を
昨年末の総選挙で破って政権に就いた
ルーラ・ダシルバ大統領。
陰謀論の流布で分断された国を平常に戻し、
汚職政治やアマゾンの森林破壊も大幅に改善するなど
前政権の負の遺産を次々に打ち破っています。
ただし残念な部分もあって・・・
*
ポーランドも気を吐いています。
ウクライナの難民を百万人規模で受け入れ
ロシアに対抗するためにGDPの3%を防衛費に当て
NATO諸国の模範を示し、
その上、10月の選挙で
腐敗まみれの現政権を覆しました。
このまま行けば、来年の大賞の
最有力候補です。
*
そして栄えある大賞に輝いたのは・・・
という
英国人記者の目から
2023年の世界を俯瞰して振り返る記事を
一緒に読み解いていきます。
2023年を締めくくるのに最適の記事だと
思います。
是非一緒に最初から最後まで読み切りましょう!
皆さまのお申し込みをお申し込みをお待ちしております!
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