英字新聞で世界を読むワークショップ
2021.9.8講義
(中国は逆らわれるなら怖がられた方がましだと思っている)
中国は逆らう小国を徹底的にいじめます。
昨年はオーストラリアが逆鱗に触れました。
武漢でのコロナ発生源の調査を公式に要求したからです。
中国は諸々の輸出入を禁止するなどの措置を取りました。
(オーストラリアは徹底抗戦)
先月は北欧のリトアニアがやり玉に挙がりました。
「台湾」大使館の設置を認めたからです。
なぜ中国はこうも「切れ」やすいのか?
実はこれはもとからそうで
2003年にチベット弾圧に反対したときも
リトアニアは同じ目に遭っていました。
一方で中国は
一帯一路イニシアチブの一環で
世界各国との結びつきを深めています。
よく知られているのはアフリカ諸国への
浸透ですが、
実は東欧諸国もターゲットになっています。
具体的には2000年代の後半から
「17+One」イニシアチブというのを始め
東欧・北欧の17ヶ国と毎年通商協議を行ない
(EUの分断と)
貿易の振興を図ってきました。
つまり
アメとムチを使った世界戦略を
押し進めているのです。
ところがここに来て
「17+One」で増えたのは
中国からの輸入だけだったりして
参加国ががっかりし
脱退の動きも出始めているとか。
でも中国は
逆らう国には「懐柔」でなく「脅迫」を
続けています。
メンツが大切だからです。
でも、このままでいくと・・・
という
日本ではあまり知られていない中国の怖さと
最近のその綻びについての記事を
最初から一緒に最後まで読み切ります。
可能な範囲でいいので予習をお願い致します。
主要リファレンス集
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performative patriot(見せ掛けの愛国者)の定義
“A performative patriot is someone who, like Trump, oversells his supposed love of country, his reverence for the Stars and Stripes and, especially, his indignation at those whom he suspects of lacking his deep fervor. Such a figure will, like Trump, attempt to market these counterfeit emotions for his own benefit. And like Trump, that loud jingo is someone whose character will lead to a betrayal of American values.”
=自己の利益のために愛国をひけらかして、かえって国益を損ねる者
↓
8
End